ビジネスマンに必要な社会人力が身につく

スーツを着た若者がゴルフクラブを持っているイメージ

若者がゴルフをやるべき理由とは

 ゴルフというと、“休日のおじさんがやるスポーツ”というイメージがありませんか?接待のツールとしても使われるので、やはり年輩の男性のスポーツという印象が強いようです。またゴルフは1回プレーするのに、1万円以上はかかってしまうので、若い人ではなかなかできないスポーツというイメージもあるようです。

ゴルフで信頼関係を築く

 しかし、昨今では若いビジネスマンを中心にゴルフをする人が増えてきています。中でも営業マンが多いようです。その理由としてまず第一に挙げられるのが、相手との信頼関係の構築です。ビジネスマンにとってはお客様や仕事相手との信頼関係が何よりも大切。信頼関係なくしては、大きな仕事や契約もありえないでしょう。ゴルフは1日中相手と一緒にいることにより、その距離をグッと縮められます。またプレーでラウンドしている最中も、仕事の話だけではなく好きな食べ物の話や趣味の話など、プライベートな話もできるのもメリットのひとつ。さらに信頼感が深められます。
 また普段からなかなかアポが取れない経営者など、休日のゴルフを利用すればその場で打ち合わせや商談もできます。和んだ雰囲気の中で行うので、スムーズに話もまとまることでしょう。

ビジネスに必要な力を磨くことができる

 またゴルフを通じて多くの人と関わることによって、自分自身のコミュニケーション力も鍛えることができます。コンペの幹事を任されればスケジュール調整や企画力もつきますし、自己アピールのスキルも磨ける。また一緒にラウンドする人に迷惑をかけないように、というプレッシャーもあり、それに負けない精神力も身につけることができるなど、まさにビジネスに必要な力を磨くことができます。

マナーを身につけ、人脈作りにも一役

 他にもゴルフ場はそれぞれに地形が違い、戦略性も違ってきます。よって常に戦略的な考え方が求められます。どのクラブでプレーするのか、どのように攻めるのかを考える思考能力は、仕事の戦略を考える上でも役に立つことでしょう。

紳士としてのマナーも身につく

 またゴルフは紳士のスポーツ。ルールはもちろんのこと、服装もジャージやジーンズではなく、襟付きのきちんとしたゴルフウェアを求められます。プレー中は他の人の邪魔にならないように私語を慎み、打つ人の視界に入らないように気をつけなければなりません。こうしたマナーを身につけておけば、社会に出てからも恥ずかしくないでしょう。

人脈を広げられる

 さらに、ゴルフをすれば人脈が広がります。若い人にとってはなかなか知り合うチャンスのない経営者や有識者など、一緒にプレーをすれば自然と知り合いになれます。チャンスは1人でゴルフへ行く時です。ゴルフ場のサイトでは、1人でも気軽に参加できるコンペや競技会の情報がたくさん掲載されているので、こうしたコンペなどを利用して人脈作りをすることもおすすめです。

 最初は中古の格安クラブを買って、お得なプランのゴルフ場でラウンドすれば金銭的な負担も少なくてすみます。若い時から始めるゴルフはメリット満載です。